心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは?
名古屋市瑞穂区で発生した交通事故
名古屋市在住のQさんは,名古屋市瑞穂区で,大きな交通事故に巻き込まれてしまいました。
Qさんは,交通事故の結果,PTSDになったと,医師から診断されました。
Qさんは,PTSDになった場合に,交通事故の損害賠償の場面ではどのように考慮されるかについて確かめるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。
PTSDとは
PTSDとは,心的外傷後ストレスの略語です。
PTSDは,交通事故などの衝撃的な体験により,心に大きな傷を負った結果,再体験症状,回避麻痺症状,覚醒亢進症状などを発症し,日常生活に支障をきたす疾患のことをいいます。
PTSDの具体的な症状とは
PTSDの症状としては,再体験症状があります。
再体験症状とは,フラッシュバックや,体験した記憶が再生される症状をいいます。
また,回避麻痺症状があります。
回避麻痺症状とは,外傷と関連した刺激を避けようとする反応や感情・感覚が麻痺する症状をいいます。
また,神経が高ぶることによる睡眠障害,いらつき,集中困難,刺激に対する過剰反応などの,覚醒亢進症状があります。
さらに,PTSDの場合には,抑うつ状態,パニック障害,幻覚,解脱性症状,適応障害などの他の精神疾患を合併して発症しやすいという特徴もあります。