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名古屋支店交通事故

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Archive for the ‘後遺障害’ Category

むち打ち症の場合には,後遺症は認められないの?

2015-07-08

名古屋市港区で発生した交通事故

名古屋市在住のUさんは,名古屋市港区の路上で,信号待ちをしている中追突されるという交通事故に遭ってしまいました。

Uさんは,上記交通事故により,頸椎捻挫いわゆるむち打ち症となってしまいました。

Uさんは,保険会社の担当者より,むち打ちの場合には,後遺症は認められにくいと説明を受けました。

Uさんは,保険会社の説明に納得できなかったため,弁護士事務所の無料法律相談に行きました。

 

むち打ちの場合でも,後遺症が認められる場合があります。

むち打ちの場合には,後遺症が認められないというのは誤りです。

他覚的所見がある場合にはもちろんですが,自覚症状のみでも,むち打ちによる後遺症が認められる場合があります。

 

どのような場合に,後遺症が認められるの?

詐病ないし誇張された症状であることが窺われる特段の事情がある場合,症状が特に日常生活等に影響を及ぼさないと認められる場合でなければ,一定の症状があり,これにより日常生活に影響がある場合には,後遺症が認められます。

後遺症が認められるか否かは,12級は,傷害の存在が医学的に証明できるもの,14級は,医学的に説明可能な傷害を残す所見があるもの,又は,医学的に証明されないものであっても,受傷時の状態や治療の経過からその訴えが一応説明のつくものであり,賠償性神経症や故意に誇張された訴えではないと判断されたもの,という運用がなされています。

PTSDの場合には,損害賠償額が減額される?

2015-04-16

名古屋市南区で発生した交通事故

名古屋市在住のTさんは,名古屋市南区で,大きな交通事故に巻き込まれてしまいました。

Tさんは,交通事故の結果,医師から,PTSDであると診断されました。

Tさんは,PTSDであることを含めて損害賠償を請求しようとしたところ,保険会社から,PTSDの場合には,損害賠償額が減額されると説明されました。

Tさんは,保険会社の説明に納得できなかったため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

労働能力喪失期間が短縮される場合があります。

PTSD後遺障害であると認められた場合には,労働能力を喪失した期間,後遺障害逸失利益が認められます。

ここで,PTSDの場合には,本質的には身体的機能に障害がないことから,適切な治療を受けることで症状が完治する可能性があると考えられています。

また,PTSDによる労働能力の低下は,人によって異なることから,画一的に考えることが困難です。

そこで,症状の回復可能性や治療内容に応じて,労働能力喪失期間が限定される可能性があります。

 

素因減額される場合があります。

被害者の中には,同様の交通事故を経験しても,PTSDを発症する人もいれば,PTSDを発症しない人もいます。

したがって,PTSDを発症したことは,その被害者の精神的脆弱性も影響していると考えられています。

そこで,損害賠償の場面では,被害者本人の影響による分が勘案され,損害賠償額の何割かが減額される可能性があります。

PTSDは,医師による診断基準と,裁判での認定基準は異なるの?

2015-04-15

名古屋市北区で発生した交通事故

名古屋市在住のSさんは,名古屋市北区で,大きな交通事故に巻き込まれてしまいました。

Sさんは,交通事故の結果,医師から,PTSDであると診断されました。

Sさんは,PTSDであることを含めて損害賠償を請求しようとしたところ,保険会社から,医師にPTSDと診断されたからといって,裁判でもPTSDが認定されるわけではないと説明されました。

Sさんは,保険会社の説明に納得できなかったため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

医師の診断と裁判の認定は異なる可能性があります。

医師の臨床的判断と,裁判における法的判断では,結論が異なる可能性があります。

これは,PTSDの診断と認定のおいても,同じことがいえます。

これは,医師の臨床的判断は,患者を治療することが目的ですので,診断基準を緩やかに判断する傾向があります。

他方,裁判においては,PTSDか否かは,厳格に判断されます。

裁判例の中には,心的反応という目に見えない後遺障害の判断を客観的に行うためには,診断基準の示す要件を厳格に適用する必要がある旨判断したものもあります。

 

外傷性神経症と判断される可能性もあります。

以上のとおりですので,医師からのPTSDである旨の診断書があるからといって,裁判の場でもそのまま後遺障害として認定されるわけではありません。

なお,PTSDとは認定されなかったとしても,その他の精神障害に該当するとして,損害賠償が認められる可能性はあります。

損害賠償の場面における,PTSDの問題点とは?

2015-04-14

名古屋市天白区で発生した交通事故

名古屋市在住のRさんは,名古屋市天白区で,大きな交通事故に巻き込まれてしまいました。

Rさんは,交通事故の結果,PTSDになったと,医師から診断されました。

Rさんは,保険会社から,PTSDの場合には,交通事故による損害賠償の場面では難しい問題があると説明されました。

Rさんは,交通事故損害賠償の場面では,PTSDにはどのような問題点があるのか確かめるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

PTSDの損害賠償とは?

交通事故の被害者がPTSDを発症したとき,交通事故PTSD発症との間に因果関係が認められ,PTSD後遺障害として認められた場合には,PTSDを原因とする損害賠償を請求することができます。

では,このような損害賠償請求の場面では,どのような問題点があるのでしょうか。

 

PTSDの問題点

まず,PTSDの原因が,当該交通事故であるか否かが問題となります。

仮に,医師より,交通事故を原因とするPTSDであると診断されたとしても,裁判所も同じ認定をするとは限りません。

患者の治療を目的とする医師の臨床的判断と,事実の真偽の解明を目的とする法的判断では,結論が異なりうるからです。

また,交通事故を原因とするPTSDであると認められた場合でも,そのPTSDが,後遺障害として認定されるのかが問題となりえます。

さらに,交通事故を原因とするPTSDが,後遺障害として認定された場合であっても,労働能力喪失期間の限定の問題や,素因減額といった,損害減額要素が争われる可能性もあります。

このように,PTSDを原因とする損害賠償を請求する際には,各段階で問題が生じる可能性があります。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは?

2015-04-13

名古屋市瑞穂区で発生した交通事故

名古屋市在住のQさんは,名古屋市瑞穂区で,大きな交通事故に巻き込まれてしまいました。

Qさんは,交通事故の結果,PTSDになったと,医師から診断されました。

Qさんは,PTSDになった場合に,交通事故の損害賠償の場面ではどのように考慮されるかについて確かめるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

PTSDとは

PTSDとは,心的外傷後ストレスの略語です。

PTSDは,交通事故などの衝撃的な体験により,心に大きな傷を負った結果,再体験症状回避麻痺症状覚醒亢進症状などを発症し,日常生活に支障をきたす疾患のことをいいます。

 

PTSDの具体的な症状とは

PTSDの症状としては,再体験症状があります。

再体験症状とは,フラッシュバックや,体験した記憶が再生される症状をいいます。

また,回避麻痺症状があります。

回避麻痺症状とは,外傷と関連した刺激を避けようとする反応や感情・感覚が麻痺する症状をいいます。

また,神経が高ぶることによる睡眠障害,いらつき,集中困難,刺激に対する過剰反応などの,覚醒亢進症状があります。

さらに,PTSDの場合には,抑うつ状態,パニック障害,幻覚,解脱性症状,適応障害などの他の精神疾患を合併して発症しやすいという特徴もあります。

高次脳機能障害は,どのように判断されるの?

2015-04-11

名古屋市中区で発生した交通事故

名古屋市在住のPさんは,名古屋市中区で交通事故に遭い,頭部を強く打ちつけてしまいました。

Pさんは,医師から,高次脳機能障害の疑いがあると言われました。

Pさんは,高次脳機能障害とはどのように判断されるのか,交通事故による損害賠償の場面では高次脳機能障害がどのように考慮されるか尋ねるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

高次脳機能障害の判断

高次脳機能障害は,①交通事故により頭部に受傷したこと,②受傷後に意識障害が存在したこと,③脳の受傷を裏付ける画像上の所見があること,④認知障害,行動障害,人格変性などの症状が生じていることといった要素から判断されます。

 

意識障害とは?

交通事故による脳外傷が原因で発生する高次脳機能障害は,意識障害を伴うような頭部外傷後に起こりやすいと言われています。

意識障害の評価方法には,JCSとGCSがあります。

頭部外傷後,半昏睡から昏睡の状態で,開眼せず,応答がない状態(JCSが3桁,GCSが8点以下)が,6時間以上継続すると,永続的な高次脳機能障害が残る可能性が高くなります。

また,健忘症・軽度の意識障害(JCSが2桁~1桁,GCSが13点~14点)が,1週間以上続いた場合には,高次脳機能障害が残ることがあるとされています。

高次脳機能障害の症状とは?

2015-04-10

名古屋市千種区で発生した交通事故

名古屋市在住のOさんは,名古屋市千種区で交通事故に遭い,怪我を負ってしまいました。

Oさんは,医師から,高次脳機能障害の疑いがあると言われました。

Oさんは,交通事故による損害賠償の場面では,高次脳機能障害がどのように考慮されるか尋ねるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

高次脳機能障害の症状

高次脳機能障害の症状は,「自賠責保険における高次脳機能障害認定システムの充実について」という報告書が参考となります。

高次脳機能障害の特徴的な症状とは,全般的な知的障害(認知障害)と社会的行動障害(行動障害及び人格変化)です。

 

知的障害(認知障害)について

物の置き場所を忘れる,新しい出来事を覚えていられなくなる,何度も同じことを繰り返し質問するという記憶障害が生じる可能性があります。

ぼんやりしてミスばかりする,二つのことを同時にしようとすると混乱する,物事に集中できずすぐに飽きてしまうといった注意障害が生じる可能性があります。

計画を立てて物事を実行することができない,指示してもらわないと何もできない,いきあたりばったりの行動をするという,遂行機能障害が生じる可能性があります。

自分が障害を持っていることに対する認識がうまくできない,障害がないかのように振舞ったり言ったりするという,病識欠落が生じる場合もあります。

 

社会的行動障害について

他人への依存,退行,欲求コントロール低下,感情コントロール低下,対人技能拙劣,固執性,意欲・発動性の低下等の行動障害,人格変化が見られます。

交通事故の場面における高次脳機能障害とは?

2015-04-09

名古屋市昭和区で発生した交通事故

名古屋市在住のNさんは,名古屋市昭和区で交通事故に遭い,怪我を負ってしまいました。

Nさんは,医師から,高次脳機能障害の疑いがあると言われました。

Nさんは,交通事故による損害賠償の場面では,高次脳機能障害がどのように考慮されるか尋ねるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

高次脳機能障害とは?

高次脳機能障害とは,脳の高次脳機能に発生した障害をいいます。

交通事故の場面における高次脳機能障害とは,交通事故により脳損傷を受けた者が,外見上は回復したように思えるものの,認知障害や行動障害,人格変化などの症状が生じ,日常生活・社会生活の適応能力が低下又は喪失し,障害の程度によっては社会復帰が困難となる後遺障害のことをいいます。

 

交通事故の場面では,どのような点が問題となりますか?

高次脳機能障害の症状である,認知障害,行動障害,人格変化は,主に脳外傷による,びまん性脳損傷が原因です。

しかしながら,これらの症状の原因は,局在性脳損傷との関わりがあることも否定できませんし,びまん性脳損傷と併存する場合もあります。

そして,びまん性軸索損傷の場合には,現在の検査画像からだと,明確な損傷を確認することが困難です。

これらの理由により,高次脳機能障害は,損害賠償の場面では認定が難しいという問題点があります。

むち打ち症で,後遺障害が認定される場合とは?

2015-04-08

名古屋市天白区で発生した交通事故

名古屋市在住のMさんは,名古屋市天白区で交通事故に遭い,怪我を負ってしまいました。

Mさんは,医師から,むち打ち症だと診断を受けたところ,保険会社からは,むち打ち症の場合には,後遺障害が認定されるかは分からないと説明されました。

Mさんは,保険会社の説明に納得ができなかったため,むち打ち症後遺障害が認定される場合とはどのような場合なのか確かめるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

むち打ち症でも,後遺障害が認定される可能性があります。

むち打ち症で,他覚所見がなく,自覚症状のみの場合でも,後遺障害が認定される可能性があります。

詐病やことさらに誇張された症状であることが窺われる特段の事情がある場合や,当該症状が特に日常生活等に影響を及ぼさないと認められる場合でなければ,一定の症状があり,これにより日常生活に影響があるときは,後遺障害が認められる可能性があります。

 

むち打ち症の場合の,後遺障害の等級とは。

局部に頑固な神経症状を示すものについては,後遺障害等級第12級13号が,局部に神経症状を示すものについては,後遺障害等級第14級9号が認定されます。

後遺障害等級第12級に該当するのは,傷害の存在が医学的に証明できるものといわれています。

ここでいう医学的証明とは,他覚的所見として,画像診断や神経学的所見などが認められた場合をいいます。

後遺障害等級第14級に該当するのは,医学的に説明可能な障害を残す所見があるもの,医学的に証明されないものであっても,受傷時の状態や治療の経過からその訴えが一応説明のつくものであり,賠償性神経症や故意に誇張された訴えではないと判断されたものといわれています。

受傷状況,症状,治療経過,臨床所見などから,現在の症状が交通外傷として発生していると説明可能な場合には14級と判断される傾向があります。

むち打ち症の場合には,どんな問題点があるの?

2015-04-07

名古屋市名東区で発生した交通事故

名古屋市在住のLさんは,名古屋市名東区で交通事故に遭い,怪我を負ってしまいました。

Lさんは,医師から,むち打ち症だと診断を受けたところ,保険会社からは,むち打ち症の場合には,損害賠償請求は難しいといったことを説明されました。

Lさんは,保険会社の説明に納得ができなかったため,むち打ち症の場合にはどのような問題点があるのか確かめるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

むち打ち症の認定に関する問題点

むち打ち症自体には,軽度のものから,重度のものまで,幅広くあります。

そして,むち打ち症の場合には,自覚症状のみのものが多いので,詐病と思われるものもあります。

これが,むち打ち症の認定の問題です。

むち打ち症の有無を判断するにあたっては,次のような点を考慮することになるでしょう。

・追突衝突自体の衝撃の程度,態様,被害者の姿勢及びそれが身体に及ぼした程度

・症状発現の経過とその変遷,当初の医師の診断及び治療経過等

・X線やMRIなどの画像,関節可動域測定,筋力測定,腱反射・病的反射テスト,知覚検査,神経学的検査の結果

 

むち打ち症の治療期間に関する問題点

むち打ち症治療期間は,症状の把握,診断,治療が適切に行われた場合には,一般的な医学的知見として,概ね2,3か月程度とされているようです。

しかしながら,2,3か月というのは,あくまで目安ですので,個人差,交通事故の衝撃の違いによって,6か月以上の治療期間を要する場合もあります。

むち打ち症治療期間が争われた場合には,一般の治療期間との比較,被害者の年齢,治療経過,治療内容の変化,基本的症状の変化などから,必要性相当性のある治療期間が認定されることになります。

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