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名古屋支店交通事故

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外貌醜状の場合にも,後遺障害逸失利益を請求できる?

2014-12-09

名古屋市名東区で発生した交通事故

名古屋市在住のKさんは,名古屋市名東区で発生した交通事故によって,顔に傷を負ってしまいました。

Kさんは,適切な損害賠償を受けるために,弁護士事務所の無料相談に行きました。

Kさんは,顔に傷が生じたことについて,慰謝料はもちろん,逸失利益まで請求できるのか,相談したいようです。

 

外貌醜状とは?

外貌醜状とは,頭や顔,首といった「外貌(日常的に人目に付く部分,外見)」に,やけどや傷跡などが残った場合のことをいいます。

外貌醜状について後遺障害が認められた場合には,外貌醜状が残ったことについての慰謝料を請求することができます。

 

外貌醜状の場合には,逸失利益を請求できない?

それでは,外貌醜状について後遺障害が認められた場合には,逸失利益を請求できるのでしょうか。

外貌醜状の場合,直接的に減収が生じたり,労働能力が喪失することはないという見方もできますので,原則として,逸失利益を請求できないという考え方もあります。

この考え方による場合には,外貌が職業に重大な影響を及ぼす職業,例えば,ホステス,モデル,芸能人等の場合に限って,逸失利益が認められるということになります。

 

外貌醜状でも逸失利益が認められる可能性があります。

しかしながら,現在の職種,将来の就職,昇進,昇給及び転職の可能性を考慮して,外貌醜状の場合に逸失利益が認められる可能性があります。

例えば,幼少児については,醜状痕が人格形成や学業への取り組みに影響します。

また,若年者は,就職時や,キャリアが未熟なうちの転職にも影響がありますので,就労にあたっての労働能力に影響が生じる可能性があります。

したがって,幼少時や若年者については,外貌醜状逸失利益が認められる可能性があるものと思われます。

他方,下肢に醜状痕がある場合でも,一般的には労働能力に影響しないと考えられます。

また,高齢者や専業主婦の場合には,労働能力への直接的な影響力はないとも考えられます。

したがって,下肢に醜状痕がある場合や,高齢者及び専業主婦の場合には,外貌醜状逸失利益が認められない可能性が高いものと思われます。

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