自動車の損傷を証拠化するには?
名古屋市熱田区で発生した交通事故
名古屋市在住のVさんは,名古屋市熱田区で,自動車同士の交通事故に遭ってしまいました。
Vさん自身には,大きな傷害はありませんでしたが,Vさんの乗っていた自動車は,大きく凹んでしまいました。
Vさんは,自動車が損傷したことについて,損害賠償を請求しようと考えています。
Vさんは,交通事故直後,物損を請求するために,どのような点を調査すれば良いのか確かめるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。
交通事故直後に写真撮影することをお勧めします。
交通事故の損害賠償の場面では,自動車に損傷が生じた場合,その損傷を証拠として残しておく必要があります。
そして,交通事故の損害賠償の場面では,対象となる損傷が,本当にその交通事故から生じた物なのか,交通事故の前から存在していた損傷ではないのか,交通事故以外の原因で生じた損傷ではないのかが,争われる可能性があります。
そこで,交通事故の被害者としては,交通事故の直後に,複数の角度から損傷を写真撮影して,証拠として残しておくことをお勧めします。
交通事故直後に写真撮影することのメリット
確かに,交通事故直後に,自動車の損傷個所を写真撮影したとしても,交通事故以前から存在していた損傷である可能性も残ります。
しかしながら,塗装がはがれた箇所の金属の腐敗の状況や,汚れの付着具合当の違いにより,交通事故前から存在していた損傷なのか,交通事故により生じた損傷なのかが,判別できる場合もあります。
したがって,交通事故の直後に写真撮影をすることは有用であるといえるでしょう。