交通事故の被害者になったとき,まずは何を確認すれば良いの?
名古屋市中川区で発生した交通事故
名古屋市在住のVさんは,名古屋市中川区で,交通事故に遭いました。
Vさんは,交通事故の被害者になったときに,何を確認すべきか知るために,弁護士事務所の無料相談に行きました。
加害者側の事情について確認する必要があります。
交通事故の被害者は,加害者に対して,損害賠償を請求することができます。
また,交通事故の場合には,被害者は,加害者だけではなく,加害者が加入している自賠責保険会社や任意保険会社に対しても,損害賠償等を請求することができます。
したがって,交通事故の被害者になった場合には,将来の損害賠償請求に備えて,加害者側の事情について確認する必要があります。
交通事故の被害者になった場合に確認すべき事項
交通事故の被害者になった場合には,まず(できる限り交通事故の現場において)確認すべき事項があります。
(1)加害者の氏名,住所,連絡先を確認すべきです。加害者の運転免許証の提示を求めるべきでしょう。
(2)念のため,加害者の勤務先の名称・連絡先も,確認しておくべきでしょう。
(3)加害者が,自動車の所有者・管理者ではない場合がありますので,自動車の所有者・管理者も確認すべきです。自動車車検証の提示を求めるべきでしょう。また,念のため,今回の運転の目的や,通常の使用状況についても確認しておくべきでしょう。
(4)加害者の自賠責保険会社名,任意保険会社名及びこれらの契約番号を確認すべきです。自賠責保険証明書の提示を求めるべきでしょう。
(5)上記(1)~(4)が確認できないときには,加害車両の自動車登録番号・車体番号を控えておくべきです。これにより,後日,自動車登録事項等証明書を入手することができます。
適切な損害賠償を受けるために,これらの事項について,できれば交通事故の現場で確認することをお勧めいたします。