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名古屋支店交通事故

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確定申告額を上回る基礎収入も認められる?

2014-12-12

名古屋市千種区で発生した交通事故

名古屋市在住のNさんは,名古屋市千種区で発生した交通事故によって,後遺障害を負ってしまいました。

Nさんは,後遺障害逸失利益について損害賠償請求したところ,保険会社は,逸失利益についてはNさんの確定申告に基づいてしかお支払できないとのことでした。

Nさんは,実際には確定申告よりも多くの収入があったことから,保険会社の説明に納得できなかったので,適切な損害賠償を受けるべく,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

事業所得者の逸失利益

昨日の相談の際にお話ししたとおり,後遺障害逸失利益は,概ね,「基礎収入(年収)×労働能力喪失率×労働能力喪失期間」という計算式によって算出されます。

そして,自営業者や自由業者等の事業所得者の基礎収入(年収)は,原則として,事故の前年度の確定申告所得額によって認定されます。

それでは,実際には確定申告額以上の基礎収入があった場合には,確定申告額を上回る基礎収入が認められるのでしょうか。

 

確定申告額を上回る基礎収入が認められる場合もあります。

実際に適法に収入を得ていた場合には,実際に得ていた収入が基礎収入とされます。

ただ,確定申告額は少額であるものの,実際の収入額は多額であるという主張は,自己矛盾の主張です。

したがって,確定申告額を上回る基礎収入があると主張するためには,厳格な立証が必要です。

事故後に,修正申告をされる方もいらっしゃいますが,その申告書の控えだけでは,立証としては不十分とされるでしょう。

収入や諸経費の立証については,会計帳簿,伝票,日経帳,レジ控え等の資料に基づいて,文書の体裁,記載内容,作成経緯等具体的に主張する必要があります。

このように,自営業者や自由業者の方の場合には,確定申告額以上の基礎収入を主張するためには,厳格な立証を必要とされます。

 

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