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名古屋支店交通事故

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PTSDの診断を受けても,後遺障害が認められない?

2015-01-09

名古屋市中川区で発生した交通事故

名古屋市在住のXさんは,名古屋市中川区で発生した交通事故によって,強い恐怖を感じました。

Xさんは,交通事故後も,事故による強い恐怖を感じ続けており,様々な症状が出ています。

Xさんは,この点についても損害賠償を請求できるかについて相談するため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

PTSDは,後遺障害として認定される可能性があります。

昨日と同じ事例です。

PTSDは,以前,後遺障害等級第14級のみが認定されるという運用がなされていました。

その後,平成15年の通達によって,PTSDについては,事故と症状との因果関係を精査したうえ,その相当因果関係が肯定されることを前提に,症状に応じた等級認定がなされることになりました。

したがって,今では,事故起因性が明確で,重度のうつ状態が継続している場合,例えば,後遺障害等級第9級が認定されるといった可能性があります。

 

PTSDとの診断は,後遺障害認定に直結しない?

PTSDは,「死に比肩できる外傷体験」の存在を前提としています。

ところが,「死に比肩できる外傷体験」については,事故後に第三者が冷静な判断を加えて評価する場合と,事故に遭遇した被害者の体験とでは,異なってきます。

したがって,事故後の第三者の冷静な判断としては,「死に比肩できる外傷体験」とはいえなくても,被害者本人が「死に比肩できる外傷体験」であると感じることがあります。

この場合,損害賠償の場面では,PTSDと認められない場合がありますが,医師は,患者に精神状態の不安定が生じている場合には,治療のためにPTSDと診断する可能性があります。

その結果,医師によりPTSDと診断された場合であっても,必ずしも,損害賠償の場面で,PTSDが認定されて,後遺障害が認められるわけではないことになります。

裁判においては,医師の診断書だけではなく,カルテなどによって現在の症状を明らかにし,被害者本人に既往があるか,事故発生の状況,肉体的傷害の有無・程度等から,総合的に判断されることになるでしょう。

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